何を発信するかを知る

前回の記事では、まず発信強化をする目的として、自分で目標や金額を決めてみる、ということをお伝えしました。

とは言え、具体的に目標を達成する手段を学ばないと叶いません。

そのためには、まず、何を発信するのかを知る必要がありますね。つまり、自分を知るという事です。発信力を強化すると言っても、何を発信するのかを決める必要があります。

そこで、次回以降は下記のようなコンテンツを用意しています。

  1. 自分の経験を自伝にするやり方
  2. 自分のプロフィールの作り方

なぜ、このコンテンツにしたかと言うと、今の時代、何かしらの経験や情報は既に発信されていて、情報が溢れかえっています。飲食店の方が自分のお店の情報を発信するにしても、美容師さんや技術を持った人でさえも、既にその技術は大抵もう出回っています。

美味しい料理や美容室なんて死ぬほどある。自分が経験した事や知識だって恐らく、ググれば誰かが似たような経験を発信しています。

そう話すと「もう自分の経験なんてもう出尽くしてるんですね。遅いんですね。」と言われます。

でも違うんです。

僕が楽天せどりの発信を始めたのは2年前で、既にその時には楽天せどりの巨匠みたいな人が沢山いました。僕よりも発信力ある人がいて、1回の塾の募集で100人集める人もいました。

でもなぜか、100名を超える方が僕のコンサルに申し込んできてくれました。たまたま僕を発見したっていうのもあるかもしれませんが、恐らく僕の発信スタイルや、僕の人間性、家族スタイル、元会社員だったこと、生い立ちなどに共感を持ってくれたというのもあるでしょう。

楽天せどりを学びたいと思って、情報を探している中で、恐らく僕という人間に興味を持ち、このさとあつってやつはちょっと良さそうだな、と思ってくれていたり。

でもそう思わない人もいます。僕のスタイルに合わない人もいる。

でも僕のスタイルがいいと思ってくれる人がいる。

だから、自分がこれから発信する事が既に発信していたり、しかも立派なサイトで発信してる人がいたりしても、何も臆する必要はありません。

私はこういう人間なんだ。こんな私から聞きたい人だけ集まっておいでと。

だから、経験したことをまずは自分の言葉で伝えるんです。

自分がどんな人間なのかというのを振り返って、時間をかけて伝えるべきなんです。

余談ですが、うちの親父は今70歳で、東京都の立川という所で北海道料理の割烹料理をやっています。

もう30年近くやっていて、飲食店が3年で8割9割潰れてる中で、30年近くやってます。

元々、小さいお店で、昔は人を雇って、今は母ちゃんと二人で細々とやっています。コロナでお休みしていて、いい機会だからってお店を改装していて、20席ぐらいあったお店を6席限定でちょっと高級店に変えたんです。

そんな親父が面白い経験をしていて。

北海道生まれで、中学の時に当時は中々治らなかった結核になったんです。高校に入学したんだけど、高校2年ぐらいまでずっと入院してた事によって結局退学になっちゃったんです。

うちのばあちゃんが当時、石原裕次郎が経営してた小樽の料亭があって、そこに無理矢理ばあちゃんが入れて、そこで修行してたら、東京にお店石原裕次郎が出すからって、東京に行けって18くらいから出てきたらしいんですね。

今包丁を触らない日々があったら発狂しそうになるくらい、料理が好きで好きでしょうがない親父で。

そういう親父が北海道の漁港から直接漁港回りをして、漁港から直で有名なブランドものの牡蠣や有名な魚貝を直接送ってもらうみたいなお店なんです。

そういうストーリーみたいなものを日々発信していった方が、絶対うちの親父に興味を持って来てくれる人が増えるだろうなって僕は思うんですね。

お酒もすごくこだわって、色んな酒蔵に行って、自分の料理に合うお酒は何だろうと探して6種類くらい置いてて。

そういう話を聞くと、少し興味を持つじゃないですか。そんな様なイメージですね。

これから自分で発信したいことがあるけど、そもそも発信する自分はこういう人間なんだというのを伝えるわけです。

そこに興味を持った人間が、どうせ学ぶなら、どうせ聞くならこの人から聞きたいなと思ってその知識や経験を買うかもしれない。

だから、当然発信内容はすごく大事だけど、その発信する人がどんな人間なのかっていうのはさらに重要だっていう、今そういう時代なんですね。

なので、自分の経験を自伝にする。っていうのはとても重要なので、次回は自伝にする方法をお伝えします。そして、自伝を作ってからプロフィールを作ると、だんだん自分の得意な事、好きな事、今までの最大の失敗した事などが分かってきます。

そして、自分の実績を出し、自分の目標や夢を書き出して、これから何を発信していくのかっていう方向を決めていきましょう。