誰が発信しているのかが、めちゃくちゃ大事!

発信力強化には大きく4つの強化すべきスキルがあるとお伝えしました。

  • 自分の経験や知識などを知るスキル
  • フォロワーを増やすスキル
  • 商品化するスキル
  • マネタイズするスキル

これから数回にわたって、「自分の経験や知識などを知る」というフェーズについてお話をしていきます。このフェーズは結構重要で、情報が溢れ返っている今の時代には、誰が発信してるのかがとても重要なので、発信を始める前にお伝えします。

誰が発信しているのかが大事

僕のコンサル生の中には、自分のお店を持たれている方が居ます。しかし、ほとんどの方は発信するとしたら、自分の経験についてを発信しよう、とか、自分の好きなことを発信しよう、と思っているんじゃないでしょうか。

ただ、ご存知の通り、今の時代、必ずと言っていいほど、既に誰かが似たような情報を大量に発信しています。

お店に関して言えば、近所には似たような競合店は山ほどあり、結局、何か発信しようと思ってそれをググったらもう既に発信してる人がいます。

自分のお店に集客しようと思って、お店の事を発信しようにも既に周囲に競合店や似た様なサービスをしているお店は、大抵周りに沢山ありますよね。

だから、今更発信しても遅いのかな・・・っていう風に思う人が出てくるんですね。

しかし、結論から言うと、遅くはないんですよ。

お店の事、これから発信しようと思ってる事が、もう既に誰かが発信してるような内容であったとしても全然遅くはないんです。

発信してる内容も当然大事ですが、誰が発信してるのか。これがめちゃめちゃ重要なんです。

誰が発信してるのかっていう点に限って言うと、それを発信するのは自分だけしか居ないので、競合はある意味いない。

例えば僕の場合、「発信力強化」とググると、既にいろんなスクールがあります。だからって今更参入しても遅いのかというと、全然そうではないんです。なぜかというと、僕目線で発信してるからなんですよね。

誰かが発信してる内容に基本被る様な事があったとしても、見たい知りたいと思ってる人は発信者自体に興味を持つ。だから、今更自分が発信しようと思っていることは、既に誰かが発信しているから遅いって思うなら、全然そんな事思う必要ないんです。

この情報を発信している人が誰なのかが重要なので、自分がどんな人間なのか、をきちんと表現する必要があります。

自分の人間性や経歴や生い立ちに興味を持ってくれたり、共感をしてもらう事ってのが大事なんです。自分に対して、興味共感をしてもらう。その為に自分について発信することが非常に重要です。

飲食店をやっている、うちの親父が70歳ですが最近インスタを始めました。しかし、料理のの写真ばかり撮って発信してるんです。

やらないよりはいいんですけど、そんな飲食店の料理のインスタなんて、死ぬほど世の中にある。また、美容室であれば、切った方のヘアスタイルを載せているだけだったり、旅館が料理や部屋の写真ばかりだったり。情報発信者もそう。検索すれば出てくる情報だけを載せたり。

そんなアカウント、どこにでもあるんですよね、はっきり言って。

サービスレベルっていう部分だけ取ったら、自分が世界一位である可能性はかなり低いですよね。

例えば、うちの親父がやっている飲食店の料理はすごくおいしいと思いますが、でも日本全国や東京都立川市っていうある程度そこの商圏エリア内で比較した時に、料理は好みもありますから美味しいという人もいれば、自分はあまり好きじゃないっていう人もいるかもしれません。

基本的にサービスのレベルを比較すると、それは自分が1位、2位、3位と入ってる確率は低いわけです。

上には上がいる。下も居ますが、基本的に上には上がいます。
情報発信のレベルもそうですね。

僕が発信している楽天せどりのレベルだって、本当にすごい数の発信者が沢山いるんです。

YouTubeの情報だって、楽天せどりや楽天市場に関する発信をしてる人の内容だけ見たらすごい勉強してるなって思う人も沢山います。だからって、そこと比較して自分が劣ってるかって言ったら、そうじゃないんですね。

くどい様ですけども、サービスレベルで戦いをしたら、ネット上比較すぐされちゃいますから、レベルの高いと思われる所にお客さんは流れていきます。

でも、どんな人間が発信してるのか、その人間性に興味を持ってもらうと、途端に見てもらいやすくなるんです。

例えば、僕の場合、楽天せどりに関して言うとかなりの量の知識を詰め込んで発信しています。見せ方って大事ですから、スクールサイトを作って情報が沢山あるように見せています。

実績もそれなりにあるので、実績値もちゃんと出して、ある程度他の情報発信者と比較して、引を取らない様にしてるつもりではあるんですが、もっと凄い人達は沢山います。

けれども、その中でもコンサルに申し込んでくれたり、有料会員になってくれたりする人がいる。

それは、自分の人間性を見て、この人だから申し込みたい、そう思ってくれているからなのではないかと思っています。実際、プロフィールに書いてある通り、高卒・フリーター上がり・ブラック企業出身で、子供がいて、住宅ローンがあって将来すごく不安を感じて、せどりで独立した。こういった僕にしかない人間性を表現しています。

強みや弱み、僕はこういう人間なんだっていうのを全面に押し出して、ある程度そこに興味を持って、この人自分に似てるなって共感して、じゃあこの人の発信している情報を見てみようって思ってる人がかなり多くいるんだと思います。

せどりコンサルに入ってくる人が、会社員の方や30代中盤以降の人が多いっていうのは、ある程度、僕の経歴に共感を持ってもらったからなのではないでしょうか。

この発信者も同じような経歴だったんだ、この人が人生を変えて豊かに暮らしてる。上手く行ってるのであれば、自分でも出来るのじゃないか、とか、どうせ習うなら、同じような境遇だった人から習った方が自分も何か将来発展する可能性があるんじゃないだろうかとか、そういう見方がされるんだと思います。

僕のせどりブログの文章は、よくある丁寧な文章にしていません。

これあえてそうしています。ざっくばらんに喋ってる風の文体にしています。
嫌いな人は嫌いかもしれない。でも好きな人にはハマる。

こんなざっくばらんに喋ってくれるんだったら、こういう人の情報、ちょっと見てみようかなって。

仮に、100人相手に発信して、極端な話97人からスルーされても、強烈にファンになってくれる2〜3人が居てくれればいい。そんな感覚です。そんな感覚で、自分の人間性を出していく。

お腹が空いてどこで食べようか、A店、B店、C店があるし、どれでもいいんだけどどうしようかな、って思った時にA店の店主のインスタを日頃見ていて、その人に興味を持ってたから行ってみようとか。

情報発信もそうです。楽天せどり、発信している人はいっぱいいるけど、どうせなら40代で子供二人抱えてて、元会社員の人がいたな。自分と似ているな。そう思って思い出してもらう。そんな感じです。

ということで、長くなりましたが、サービスレベルに差がない現在では誰が発信してるのかってのはめちゃめちゃ大事だということです。

情報発信者の人間性、サービスをどんな思いで作ったか、そんな発信者自身のストーリーが非常に大事になるんです。もちろん、発信する内容は当然重要ですが。

でも、情報発信してるやつがどんな人間なのか、というのはめちゃめちゃ大事なので、自分ってどんなやつなのかを知ってもらう為に自伝を書きましょう。

そして、自伝を書く事で自分の事を深く知っていきましょう。

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